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コラム

塗装の歴史について

2021年09月14日

「文明開化を塗った男」という本を読み始めました。

日本の塗装の黎明期に活躍された職人さんの伝記です。

 

この本、まだほとんど読んでおらず内容に触れることはできないのですが巻末に年表がのっていて、それによると日本の塗装や塗料の歴史は、諸説ありますが歴史のビッグイベントと切っても切れない関係にあるようです。

日本には古くから漆塗りなどの塗装が存在していましたが、初めて現代につながるいわゆるペンキを用いたられたのは幕末、「ペリー艦隊の短艇が本牧鼻切り岸に白色塗料で横文字を書きつけた」、つまりはアメリカのペリー艦隊の船員が小舟で上陸し何やら白いペンキで英文を書いていった、これが日本に初めてペンキが使われた瞬間だそうです。

更にこのエピソードには続きがあり、これに気が付いたあるお侍さんがこれを消すことを試みますがペンキを消すことはまかりならず、困り果てて書かれた文字の上から泥を塗ることで目立たなくしたそうです。

どのような方法でペンキを取ろうとしたかまでは書かれていませんが、初めてペンキに触れた当時の日本人をしてもペンキは想像以上に耐久性が高かったということでしょうか。

そして、それから数年後、アメリカ仮公館として用いられていた神奈川県本覚寺の塗装が日本人自らペンキを塗った瞬間だそうです。

この時、当たり前ですがペンキを塗る技術をもった日本人はおらず、幕府より白羽の矢がたったのは柿渋職人をしていた渋谷辰五郎というかたでした。

驚くべきことに、渋谷辰五郎さん直系の塗装会社が今も存続しているそうです。

 

 

最後に、塗装の歴史トリビアを何点かご紹介します。

□日本の特許第一号は1884年に認定された、「錆止塗料及び其塗法」という、塗料と塗装方法に関するもの

□明治10年ごろのペンキの価格は28ポンドで約3円、これに対して品川の土地の価格は一坪2円ほど。ペンキは土地よりも高い超高級品だった。

 

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